聖書の話 2026.05.24
【聖書箇所】使徒の働き2:1~13 【説 教 題】驚くべき出来事(聖霊降臨) 【中心聖句】このイエスを、神はよみがえらせました。私たちはみな、そのことの証人です。 (使徒2:32) 【説 教 者】黒田 明 【新 聖 歌】416聖霊来たれり 皆さんにいくつかお尋ねしたいのですが…。たとえば、クリスマスとは何でしょうか。「キリストの降誕」とも言われているとおり、私たちのために救い主が天よりこの地上に降ってきてくださったことを記念する日。これがクリスマスです。では、イースターとは何でしょうか。「キリストの復活」とも言われているとおり、私たちのためにこのお方が死よりこの地上によみがえってきてくださったことを記念する日。これがイースターです。では、ペンテコステとは何でしょうか。これは「聖霊の降臨」とも言われているとおり、私たちのために助け主なる聖霊が天よりこの地上に降ってきてくださったことを記念する日。これがペンテコステなのです。そういうことで今回は、 AD30 年頃のエルサレムに起こった、この不思議な出来事についてみていくことになります。 本論Ⅰ.助け主なる聖霊の約束 さっそくですが、助け主なる聖霊の降臨という不思議な出来事が起こったのは、イエスさまがご昇天なさってから10日後のことでした。しかもその日はちょうど「五旬節」というユダヤの祭りの日でもありましたから、首都エルサレムには世界の各地からユダヤ人のみならず、多くの異邦人が集まって来ていました。不思議な出来事は、ちょうどこの日、エルサレムにある一軒の家から起こったのです。 実は、その一軒家にいたのはイエスさまの弟子たちでした。彼らはよみがえりたもうイエスさまの約束を信じ、1つところに集まり祈っていたのです。では、彼らが信じ、祈っていたところのイエスさまの約束とは、いったい何だったでしょうか。それは、「彼、すなわち助け主なる聖霊をあなたがたのところに遣わす( I will send him to you )」(ヨハネ16:7)というものでした。しかも、そのためには「エルサレムを離れないで、…約束を待ちなさい」(使徒1:4)というのがイエスさまからのご命令であり、そうするなら、約束のとおりに聖霊が降って来られ、弟子たちは力を受ける。そして、エルサレム、ユダヤとサマリヤの全土、さらに地の果てま...