聖書の話 2026.02.15
聖書:マタイ21:1-11 題:見よ、あなたの王が来る 中心聖句:見よ、あなたの王があなたのところに来る。柔和な方で、ろばに乗って。 (マタイ21:5) 賛美:99 まぶねの中に 説教者:グレイ恵子信徒教師 おはようございます。早いもので、教会カレンダーを見ますと、今週の水曜日より、受難節,レントに入ります。今年の復活祭は、4月5日ですが、それまでの日曜日を除く、40日間がこのレントの期間です。40日間といいますと、イエス・キリストの荒野での試練も40日間でした。私たちは、この期間、イエス・キリストの苦悩の人生を思い起し、それぞれの信仰生活を顧み、悔い改め、新たなイースターの喜びを迎える準備をさせて頂きます。今日は、その受難節への導入部分ということがいえるでしょうか。タイトルは、「見よ、あなたの王が来る」です。 「あなたの王はだれですか。」と聞かれたら私たちは何と答えるでしょうか。「いや、日本だから、天皇です。」と答える方もいるかもしれません。みなさんが、王と聞きますとどんなイメージが浮かぶでしょうか。今、イギリスは、女王から王になりましたが、王と聞いて私の頭に浮かぶのは、宝石でちりばめられた王冠をかぶり、これもまた美しく織りなされた王座に、権威ある王の杖をもって君臨する人物でしょうか。そのイメージを浮かべる時、今日のイエス様のエルサレム入城は、いかがなもんでしょう。 その時のイエス様の姿は、私たちの王に対するイメージとは随分違っていました。頭には、きらびやかな王冠もなく、服装は、ユダヤ民族が来ていた、いわゆる映画などでみる一般的庶民の服を着ていました。そして、なんと乗っていたものは、と言えば、戦に使う軍馬でもなく、勇ましい戦車でも無かったのです。荷物を運ぶロバ、しかも、子どものロバの上に乗られ、勇ましくというよりは、庶民的で、謙遜さを漂わせながらロバにゆられ都に入ってまりました。 このイエス様の姿こそが、私たちが、王として崇め奉る、救い主イエス様の地上でのお姿であります。そのことは、すでに預言者ゼカリヤによって預言されていました。「娘シオンよ、大いに喜べ。娘エルサレムよ、喜び叫べ。見よ、あなたの王があなたのところに来る。義なる者で、勝利を得、柔和な者で、ろばに乗って。雌ろばの子である、...